着物に似合うミディアムヘアのおすすめ髪型7選!自分でヘアセットする際の注意点も
着物を着るとき、「髪型どうしよう…」と悩む方は多いはず。特にミディアムヘアの方は、アレンジ次第で雰囲気がガラッと変わるため、ヘアスタイルにもこだわりたくなるところですよね。
せっかくの特別な和装姿。洋服のときとは違う、上品で華やかな雰囲気を引き出すためにも、髪型選びは大切なポイントです。この記事では、ミディアムヘアにぴったりのおすすめヘアスタイルや、自分でヘアセットする際のコツを分かりやすくご紹介します。
「不器用だから、自分でうまくできるか不安…」「せっかくならプロに可愛く仕上げてほしい!」という方もご安心を。
京都祇園・清水寺で人気の『着物レンタル和楽』では、経験豊富なスタイリストによるヘアセット付きプランをご用意しています。
編み込み、ねじり、シニヨン、王道の和風アップスタイルなど、あなたの髪質や雰囲気に合わせたスタイルをご提案。
もちろん、髪飾りやかんざしとの相性も考えたトータルコーディネートで、着物姿をより一層引き立てます。
「着物はレンタルで気軽に、でもヘアは本格的にキメたい!」
そんな方は、ぜひ和楽のプランをチェックしてみてくださいね。京都の街並みにぴったりの、とびきり素敵な“わたし”に出会えるはずです。
目次
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そもそもミディアムヘアの長さってどのくらい?
ミディアムヘアは、その“ちょうどいい”バランス感から、幅広い年代に支持されている人気のスタイルです。ショートほど潔くなく、ロングほど手間もかからない。まさに扱いやすさとアレンジの自由度を両立した万能ヘアと言えるでしょう。
一般的にミディアムヘアとは、肩の上から鎖骨あたりまでの長さを指します。
ちなみに髪の長さには名称があり、以下のように分類されます:
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ボブ:顎の下~肩くらいまで
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ミディアム:肩~鎖骨あたり
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セミロング:鎖骨~バストトップ
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ロング:バストトップより下
この中でもミディアムヘアは、ボブの丸みと軽やかさ、セミロングの女性らしさと動きを兼ね備えた“いいとこ取り”のスタイル。ふんわりした柔らかいアレンジで大人可愛く、またスッキリまとめてクール&上品にもできるので、着物との相性も抜群なんです。
特に着物姿では、襟足を美しく見せるスタイルが映えるので、アップスタイルやハーフアップ、ねじりアレンジなど、ミディアムヘアならではの柔らかなラインを生かしたヘアセットが人気です。
日常使いでも、特別な和装スタイルでも。
ミディアムヘアは、その長さだからこそ楽しめる魅力がたっぷり詰まっています。
これから着物を着る予定がある方は、ぜひこの柔軟なスタイルを生かして、自分らしいアレンジに挑戦してみてくださいね。
着物に似合うミディアムヘアの髪型7選
着物を着る貴重な機会ですので、普段とは異なる魅力的なヘアアレンジを楽しみたいと思います。ここでは、ミディアムヘアの方にぴったりの着物に合う髪型を7つご紹介いたします。
1.ハーフアップ
ハーフアップは、洋装にも和装にもマッチする万能スタイル。髪の長さをあまり必要とせず、ミディアムヘアの方でも気軽に楽しめるアレンジとして、とても人気があります。
最大の魅力は、アレンジ初心者でも取り入れやすいシンプルさ。基本は、両耳の上あたりの髪を取って後ろで結ぶだけ。それだけでスッキリ感と華やかさが加わり、着物姿とも自然に調和します。
さらに、ひと手間加えるだけで印象はガラリと変わります。
たとえば…
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ヘアアイロンでゆるく巻くだけで、ナチュラルで柔らかい雰囲気に。
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結んだ髪をお団子にすれば、一気にキュートな印象に。
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編み込みや三つ編み、くるりんぱを取り入れると、グッと上級者感のある仕上がりに。
ポイントは、結んだあとにバランスを見ながら毛束をほんの少し引き出すこと。それだけで、ほどよい“抜け感”が生まれ、キメすぎないこなれスタイルが完成します。
着物との相性も抜群で、顔周りにやさしく動きを出しながら、うなじや首元を美しく見せるという、まさに和装にぴったりの魅せ方ができるのもハーフアップの強み。
「がっつりまとめ髪はハードルが高い…」という方や、「自分でも簡単に可愛くアレンジしたい!」という方に、ぜひおすすめしたいスタイルです。
ほんの少しの工夫で、“特別な私”に変われるのが、ハーフアップの魔法なんです。
2.ポニーテール
ポニーテールは、王道ながらアレンジ次第で無限の表情を見せてくれる人気のスタイル。シンプルだからこそ奥が深く、ミディアムヘアの方にもおすすめです。
特にミディアムヘアの場合、ロングのように高めの位置で結ぶのは少し難しいこともありますが、あえて低めの位置でまとめることで、上品で落ち着いた印象に仕上がるのが魅力。
ナチュラルな無造作感を意識すれば、どこかアンニュイで大人の余裕を感じさせる雰囲気にも。
さらに、編み込み・三つ編み・くるりんぱなどのテクニックを取り入れることで、ベーシックなポニーテールもグッと華やかに。
結び目の部分にリボンや紐をプラスすれば、和装にぴったりのアレンジが完成します。特に着物や浴衣との相性も抜群で、カジュアルになりすぎず、上品な可愛らしさを演出できます。
また、髪をしっかりと巻いてから結ぶと、全体にふんわりとしたボリュームが生まれ、後ろ姿も美しく映えます。
そして見落としがちなのがおくれ毛の処理。顔まわりや襟足のおくれ毛を少し残すことでこなれ感がアップし、きちんと感と抜け感のバランスを絶妙にキープできます。
自分の骨格や雰囲気に合わせて、きっちりまとめる or ゆるっと無造作に、どちらでも似合うのがポニーテールの強み。
その日の気分や着物のテイストに合わせて、自分だけの“似合うアレンジ”を見つけてみてくださいね。
3.玉ねぎヘア
玉ねぎヘアは、そのユニークな見た目とアレンジのしやすさから、近年じわじわと人気が高まっている注目スタイル。ポニーテールの進化系ともいえるこの髪型は、シンプルなのに目を引くデザイン性が魅力です。
作り方はとっても簡単。ポニーテールをベースに、いくつかの毛束を等間隔でゴムで結び、丸くふくらませるだけ。玉ねぎのようなコロンとしたフォルムが連なる姿が特徴的で、どこか遊び心も感じさせつつ、アレンジ次第ではエレガントにも変身できる万能ヘアです。
ミディアムヘアの場合、毛束の長さに限りがあるため、ポニーテールの位置を低めに設定するのがポイント。こうすることで毛束をしっかり確保でき、玉ねぎの数も調整しやすくなります。また、後頭部に少しボリュームをもたせるようにセットすると、立体感が出てよりバランスよく仕上がります。
さらに、おくれ毛をアイロンで巻いてふんわり見せたり、リボンや金箔、組紐風のアクセサリーを結び目に添えることで、和装にぴったりな雰囲気にチェンジ可能。
くるりんぱを玉ねぎヘアの前に入れることで、より動きのある華やかな印象に仕上がります。
ゆるめに仕上げて“抜け感”を出せば、トレンド感のあるナチュラルな印象にも。
一方で、きっちり結べば洗練された上品なスタイルにもなるため、TPOや着物の柄・雰囲気に合わせてアレンジを楽しむのがおすすめです。
ヘアアクセサリーの選び方ひとつで、仕上がりの印象は劇的に変わります。
華やかにしたい日はかんざしや花飾り、シンプルにまとめたい日は細リボンや紐アレンジを活用して、理想の自分を演出してみてくださいね。
4.編みおろし
編みおろしスタイルは、三つ編み・編み込み・くるりんぱなどを組み合わせて毛先まで編み込むことで完成する、ナチュラルかつ華やかな印象のアレンジ。カジュアルな雰囲気が強いと思われがちですが、アレンジ次第で上品にも可憐にも仕上げることができる、実はとても奥深いスタイルなんです。
特にミディアムヘアの方にとっては、編みおろしは毛先までしっかり編みきれる絶妙な長さ。編み込みが苦手な方は、まずくるりんぱを数回繰り返してから三つ編みに移行する方法が◎。それだけで、手間をかけたような立体感とこなれ感が出せます。
三つ編みを作る際、毛束の太さに変化をつけるだけでも表情がグッと豊かになります。細めなら繊細でフェミニンに、太めならラフで可愛らしい印象に。
また、三つ編みを3本作って、それらを再度三つ編みにする“編み込みon編み込み”テクは、上級者っぽさが出て注目されること間違いなし。
さらに、リボンや細紐を一緒に編み込んだり、ポイントに花飾りを差し込んだりするだけで、ぐっと華やかで和装映えするスタイルに変身します。
髪に自信がある方は、フィッシュボーンにも挑戦してみてください。細かく繊細な編み目は、見る人を惹きつける洗練された印象を与えてくれます。
まとめ髪と違って、背中まで流れるようなシルエットが特徴の編みおろしは、着物姿に“うしろ姿の美しさ”をプラスする効果も抜群。
髪飾りや編み方であなただけの個性を出せる、まさに“魅せるアレンジ”の代表格です。
特別な一日、着物と一緒に「今日はとびきりかわいくなりたい!」という気分の日に、ぜひ取り入れてみてくださいね。
5.ツイン編みおろし
ツイン編みおろしは、一見すると可愛らしい印象の強いスタイルですが、アレンジ次第でグッと大人っぽく、着物にもよく映える上品なスタイルに仕上げることが可能です。ツインテールの“可愛い”イメージに、編みおろしの“繊細さ”と“個性”をプラスすることで、他にはない華やかさが演出できます。
基本的には、髪を左右に分けてそれぞれを編み込むスタイルですが、子どもっぽく見せたくない場合は、サイドではなく後頭部寄りの位置でツインにするのがコツ。顔まわりがすっきり見え、落ち着いた印象になります。
また、編んだ部分を少しだけ引き出して立体感を出すのは定番ですが、やりすぎるとボリュームが出すぎて幼く見えてしまうことも。エアリーになりすぎないよう、程よいウェーブとツヤ感を意識して、ニュアンスをコントロールしましょう。
さらに、大人っぽく仕上げたいなら、毛束の取り方にも一工夫を。
左右で分けるのではなく、斜め上と斜め下の髪を組み合わせて毛束を形成すると、自然な動きが生まれ、アレンジに深みが出ます。
最後に重要なのが、ヘアアクセサリーの選び方。
着物の柄や色味に合わせて、ゴールドやシルバーのかんざし風アクセ、組紐、上品なパール付きの飾りなどを選べば、グッと大人の雰囲気に。派手すぎず、でも印象的に――そんな絶妙なバランスが、着物美人を引き立ててくれます。
可愛い×上品を両立したツイン編みおろしは、周囲と差をつけたい方にぴったりのスタイル。
着物を着る特別な日こそ、普段とはひと味違うヘアアレンジに挑戦して、自分の“新しい魅力”を引き出してみてはいかがでしょうか?
6.ツインお団子
ツインお団子は、ツインテールをベースにお団子へとアレンジしたヘアスタイルで、可愛らしさと和のバランスが絶妙なアレンジ。襟足をすっきりと見せられるため、着物や浴衣との相性も抜群で、近年は和装ヘアの新定番として注目されています。
印象の違いを楽しめるのも魅力のひとつで、
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高めの位置に作れば可愛らしくポップな印象に
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低めの位置に作れば落ち着いたクールで大人っぽい雰囲気に
と、アレンジ次第で表情をガラリと変えることができます。
ただし、ミディアムヘアの場合は長さに限りがあるため、高めのお団子は少しテクニックが必要。そんなときは、くるりんぱや三つ編みを取り入れることで、毛束にまとまりが出てアレンジしやすくなります。
おすすめアレンジ例はこちら:
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くるりんぱ→三つ編み→くるっとまとめてお団子
→立体感が出て崩れにくく、手の込んだ印象に。 -
1束から複数の三つ編みを作り、それらをまとめてお団子にする方法
→毛量が少なめでもボリュームが出せて、華やかさUP。 -
あえて編まずにそのままお団子にする
→髪の艶が活き、洗練された大人のお団子に。
自分でセットする場合は、**先に毛束を軽く巻いておくと扱いやすくなり、アレンジもしやすくなります。**おくれ毛を少し残して軽く巻けば、柔らかく可憐な印象に。
和のヘアアクセサリーやリボン、かんざし風ピンなどをプラスすることで、より着物との調和が取れた仕上がりに。
全体のバランスを見ながら、お団子の大きさや高さを調整して、自分らしい“ツインお団子スタイル”を完成させてください。
ツイン編みおろしよりもコンパクトで可愛らしく、なおかつ首元が涼しげに見えるこのスタイルは、夏の浴衣にもぴったり。
京都の街を歩く日には、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
7.アップヘア
アップヘアは、着物や浴衣といった和装と最も相性が良い、王道かつ上品なヘアスタイルです。うなじを美しく見せられることから、昔から“和美人”の象徴として親しまれてきた髪型でもあります。
このスタイルの魅力は、何といってもアレンジの幅広さ。
シンプルにまとめるだけでなく、
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編み込みを加えて繊細に
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ねじりで柔らかく立体的に
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ざっくり結んでから程よくほぐして抜け感を演出
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くるりんぱを数回取り入れて動きをプラス
など、髪の質感や仕上げ方次第で印象を自在に変えることができます。
アクセサリーもアップヘアを楽しむポイントのひとつ。
和装と好相性のかんざしや水引、つまみ細工の花飾り、リボンや金箔、パールピンなど、装いのテーマに合わせてセレクトしましょう。
一方で、あえて何も飾らず、編みやまとめの美しさそのものを際立たせる“引き算”スタイルも、洗練された大人の魅力を引き出してくれます。
ただし、TPOにも注意が必要です。
たとえば、フォーマルな場面では、毛束をきちんとまとめた清潔感のあるスタイルが基本。崩しすぎたり、ルーズすぎる印象は避けるのが無難です。
一方、京都の街を着物でぶらりと散策するようなカジュアルなシーンでは、少しラフなアップヘアもOK。毛先の動きを活かした柔らかなアレンジは、逆に親しみやすさと女性らしさを演出してくれます。
アップスタイルは髪型そのものが“着物の格”を左右する大事な要素。
せっかくの和装だからこそ、髪にもこだわって、自分に似合う美しさを見つけてくださいね。
当店「着物レンタル和楽」でも、プロのスタイリストが着物に合ったヘアセットをご提案しておりますので、「自分でやるのは不安…」という方も、どうぞお気軽にご相談ください♪
自分でヘアアレンジする際の下準備
ヘアアレンジを行う際には、事前に準備を整えることが重要です。アレンジ後は、整った仕上がりと艶やかさが求められます。ここでは、美しいヘアアレンジを実現するための基盤作りの方法をご紹介いたします。
髪の毛のクセを取る
ミディアムヘアは、その**“ちょうどいい長さ”ゆえにアレンジしやすい反面、寝グセが目立ちやすいという特徴もあります。朝のスタイリングをスムーズにするためには、まずベース作り=寝グセ直し**がとっても大切です。
特にミディアムヘアは髪が肩に当たってハネやすく、生えグセと寝グセが複雑に絡み合いやすい長さ。だからこそ、以下の手順で丁寧に整えておくことで、その後のアレンジの仕上がりに差が出ます。
ミディアムヘアの寝グセ直しステップ:
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髪全体を軽く湿らせる
スプレーボトルなどで髪に霧吹きをして、寝グセのついた部分を中心にまんべんなく湿らせます。 -
ブラッシングで絡まりをほどく
目の粗いブラシでやさしくとかし、髪の流れを整えます。
この時、根元から引っ張るのではなく、毛先→中間→根元の順で整えるのが◎。 -
洗い流さないトリートメントをなじませる
髪の内側・毛先を中心に、保湿タイプのアウトバストリートメントを適量なじませましょう。
保湿しながら髪のまとまりをアップさせ、日中のパサつき防止にもなります。 -
ドライヤーで熱を加えて形を整える
根元からしっかり風を当てて乾かし、生えグセをリセット。
最後に冷風をあててキープ力を高めると、ツヤも出てスタイルが長持ちします。
このひと手間で、髪にまとまりと自然なツヤが生まれ、ヘアアレンジの土台が格段に整います。
着物を着る日は、特に髪のコンディションが全体の印象を左右します。和装に合ったしっとりまとまるスタイルに仕上げるためにも、朝の寝グセ直しは丁寧に行いましょう。
“寝グセのあるままヘアセット”は失敗のもと。まずは髪のリセットからが、着物美人への第一歩です。
スタイリング剤を使って束感を出す
スタイリング剤は、ヘアアレンジを美しくキープするための心強い味方。髪をまとめやすくし、アレンジの持続力を高めるだけでなく、毛束にほどよい束感やツヤを与える効果もあります。
特にミディアムヘアは、髪の量や動きが中間的である分、スタイリング剤の使い方ひとつで仕上がりの印象が大きく変わるのが特徴です。
ただし、使いすぎには注意。
スタイリング剤を多くつけすぎると、髪が濡れたような印象になったり、重たくベタついた質感になってしまうことも。
とくに前髪や襟足などの細かい部分は、ほんの少量ずつ様子を見ながらなじませるのがベストです。
また、髪の状態に応じて使用量を調整するのもポイント。
たとえば:
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乾燥やダメージが気になる毛先には、保湿効果のあるバームやオイルを少し多めに。
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ボリュームを抑えたい広がりやすい部分には、ワックスを少量のばしてから手ぐしでなじませる。
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トップにふんわり感を出したいときは、軽めのスプレーで仕上げる。
このように、“どこに、何を、どれだけ使うか”を意識することが、プロっぽい仕上がりへの近道です。
着物や浴衣を着る日は、きちんと感が求められる一方で、“ナチュラルな美しさ”も大切。
スタイリング剤は、「つけすぎない」「適材適所」を意識して、髪にツヤとまとまりを与える補助役として活用してみてください。
ほんの少しの工夫で、髪がまとまり、アレンジも決まりやすくなり、1日中美しい着物ヘアをキープできますよ。
ブラッシングをする
スタイリングの仕上がりをぐっと引き上げるために欠かせないのが、ブラッシング。ただの前準備と思われがちですが、実は髪の美しさを引き出す重要なステップなんです。
ブラッシングには大きく3つの効果があります:
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髪の絡まりを解消する
スタイリング剤をなじませる前に絡まりをほどくことで、ムラなくきれいに仕上がる土台を作れます。 -
毛流れを整え、美しいシルエットをつくる
着物ヘアでは特に重要な「面の美しさ」や「流れのまとまり」が、ブラッシングひとつで大きく変わります。 -
髪表面のキューティクルを整え、自然なツヤを出す
ブラシの適度な摩擦で、髪表面がなめらかになり、ツヤ感がアップ。ナチュラルなのに手入れの行き届いた印象に。
やり方のポイントは、頭頂部から毛先に向かってゆっくりとブラシを通すこと。
このとき、いきなり根元からとかすのではなく、毛先→中間→根元の順に優しく進めると、絡まりや切れ毛を防げます。
そして忘れてはいけないのが、力加減。
力を入れすぎると、摩擦で髪が傷ついたり、頭皮に負担がかかってしまうことも。軽くなでるように、ブラシの重みを使って優しく行うのがベストです。
また、スタイリング剤をつけた後にもブラッシングを軽く加えることで、髪全体に均一に馴染み、自然な束感やまとまりが生まれます。
着物や浴衣でのヘアスタイルでは、髪のツヤや流れが“仕上がりの格”を決めるといっても過言ではありません。
美しい髪は、ブラッシングから。
このひと手間で、あなたの着物姿はもっと輝きを増しますよ。
着物を着るため自分でヘアアレンジする際の注意点
着物や浴衣を着るとき、自分でヘアセットに挑戦しようと思っている方も多いですよね。
ただ、当日バタバタしてしまわないためにも、事前にチェックしておきたい大切なポイントがあります。ここでは、着物ヘアを自分で仕上げるときに気をつけたい3つの注意点をご紹介します。
① ヘアセットは着付け前に済ませておく
これ、基本中の基本ですが意外と見落とされがち。
着付けを先にしてしまうと、腕が上がりにくくなったり、帯や襟元にヘアスタイリング剤が付いてしまう恐れがあります。
着物はきっちりとした所作が求められるので、自由に動けるうちにヘアを完成させておくのが鉄則です。
着付けの予約時間に遅れないよう、時間にはゆとりをもって準備しましょう。
② 崩れにくい髪型を意識して
せっかく自分で頑張ってセットしても、着付け中や移動中に髪が崩れてしまっては台無し。
髪型は華やかさも大切ですが、“キープ力”も同じくらい大切なポイントです。
特に注意したいのがヘアピンの使い方。無理に押し込むと頭皮に負担がかかって痛みの原因になるので、何度か事前に練習して、痛みなくしっかり留まる位置や角度を見つけておくと安心です。
また、風の強い日や汗をかきやすい時期には、まとめ髪や低めのアップスタイルなど、なるべく崩れにくいスタイルを選ぶのがベスト。
③ 前開きの洋服を選んでおく
これは地味だけど超重要なポイント!
髪を整えたあとにTシャツやパーカーをかぶって着替えてしまうと、せっかくの髪型が一瞬で崩れてしまいます…。
ヘアセットの前には、必ず“前開きの服”を着ておくことをお忘れなく。
また、着付けを受けるときも、脱ぎ着しやすく着物に干渉しにくい前開きの服を選ぶとスムーズですよ。
事前のひと工夫で、当日は気持ちよく美しい和装を楽しめます。
「ヘアセットも着物も、自分でちゃんと準備できた!」という達成感は、思い出の1ページにもなるはず。
準備の段階から、ワクワクを大切にして楽しんでくださいね。
ヘアセット込みプランが好評!着物レンタル和楽で手軽に着物を楽しもう
着物レンタル和楽では、ヘアセット込みプランを豊富にご用意しております。
そのため、自分でヘアセットができない方でも気軽に着物を楽しめます。
ここでヘアセット込みプランの一例をご紹介。
なおここでご紹介するほかにも「袴プラン」「振袖プラン」や「オプション」などもご用意しております。
学割プラン
【利用できる方】
- 学生証を提示できる方
- 女性用の着物(浴衣)のみ
【セット内容】
- 着物レンタル(着物・長襦袢・半幅帯・肌着)
- 小物レンタル(足袋・草履・和装バッグ・髪飾り)
- 着付け・ヘアセット
- 手荷物お預かり(1個まで)
カップルプラン
【利用できる方】
男性用・女性用着物(浴衣)をセットで借りる方
【セット内容】
- 男性用着物
- 着物レンタル(着物・羽織・羽織紐・帯・半襦袢)
- 小物レンタル(足袋・雪駄・巾着)
- 着付け
- 手荷物お預かり
- 女性用着物
- 着物レンタル(着物・長襦袢・半幅帯・肌着)
- 小物レンタル(足袋・和装バッグ・草履・髪飾り)
- 着付け・ヘアセット
- 手荷物お預かり
グループプラン
【利用できる方】
男女比問わず3名さま以上
【セット内容】
- 男性用着物
- 着物レンタル(着物・羽織・羽織紐・帯・半襦袢)
- 小物レンタル(足袋・雪駄・巾着)
- 着付け
- 手荷物お預かり
- 女性用着物
- 着物レンタル(着物・長襦袢・半幅帯・肌着)
- 小物レンタル(足袋・和装バッグ・草履・髪飾り)
- 着付け・ヘアセット
- 手荷物お預かり
京都着物レンタル和楽の店舗情報
京都着物レンタル和楽は京都市内では祇園店と清水寺店の2店舗を展開。
営業時間:9:30~18:00 (最終着付け受付時間16:00、最終返却時間17:30)
記事の著者 京都着物レンタル和楽 (運営会社:株式会社和楽)