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2024.06.11

鎌倉情報

【2025年最新】鎌倉であじさいの有名な「明月院(あじさい寺)」の魅力に迫る

6月に入り、梅雨の季節が始まりました。この時期は雨や湿気の影響で、気分が少し沈みがちになることがあります。しかし、梅雨の時期ならではの美しい紫陽花が見頃を迎えます。神奈川県内にはあじさいの撮影スポットが多く存在しますが、特に鎌倉には有名な名所がたくさんあります。その中でも、「あじさい寺」として知られる明月院は、長谷寺の紫陽花と並ぶ人気のスポットです。今回は、明月院の魅力に焦点を当ててご紹介いたします。

1.明月院とは?

明月院は、JR北鎌倉駅から徒歩10分の位置にある寺院です。

長谷寺と並んで鎌倉の中でも特に有名なあじさいの名所であり、「あじさい寺」として広く知られています。6月には多くの観光客が訪れ、アジサイの代表的なスポットとして賑わいます。

境内には、鮮やかな藍色のあじさいが数千本咲き誇り、これを「明月院ブルー」と呼びます。その美しい姿に思わず見とれてしまうことでしょう。

また、紫陽花の中にはハート型のものも存在するため、探してみるのも楽しみの一つです。

シーズン中は境内外の通りに行列ができ、待ち時間が約30分から1時間程度になることもありますが、周囲の緑に囲まれながら待つことで、北鎌倉の自然を感じることができ、風情を楽しむことができます。

あじさいで有名な明月院ですが、シーズン以外でも四季折々の自然が楽しめ、秋から冬にかけては美しい紅葉が見られ、「花のお寺」としても知られています。さらに、花以外にも円窓の「悟りの窓」や鎌倉最大のやぐらとされる「明月院やぐら」、枯山水庭園、うさぎをテーマにしたスポットなど、見どころが豊富にあります。

【基本情報】

住所:鎌倉市山ノ内189

電話番号:0467-24-3437

拝観料:高校生以上500円、小中学生300円、障害者無料(要障害者手帳)

拝観時間:9:00~16:00 ※6月のあじさい時期は変更の場合あり

アクセス:JR北鎌倉駅より徒歩10分

※詳細は明月院ホームページをご確認ください

2.明月院の始まり

1159年の平治の乱で戦死した山ノ内俊通を供養するため、彼の息子である山ノ内経俊が明月庵を創建したことが始まりです。その約100年後、平安後期に北条時頼が出家のために「最明寺」を建立しました。

時頼の死後、最明寺は廃寺となりましたが、彼の息子である時宗によって「禅興寺」として再興されました。

さらに約100年後、禅興寺の支院であった明月庵は「明月院」と改名されました。

禅興寺は廃寺となりましたが、明月院は現在も残り続けています。

このように、廃寺と再建を繰り返しながら、今に至る歴史ある寺院です。

3.明月院のあじさいの見頃時期

明月院のあじさいは、5月下旬から咲き始め、特に6月中旬から下旬にかけては、濃く鮮やかな藍色の花が見頃を迎えます。

初めの頃は淡い青色ですが、見頃が近づくにつれて色が濃くなり、最終的には美しい紫陽花へと変化します。この境内を彩る青色のあじさいは「明月院ブルー」として有名で、明月院の魅力の一つとされています。

紫陽花の見どころは、鎌倉石で造られた参道です。

参道の両側にはたくさんの紫陽花が並び、その光景はまるで花のトンネルのようです。

あじさいの見頃の時期は、平日・週末を問わず混雑しますが、実は16時以降は人出が減少します。6月の鎌倉は夕方でも明るく、紫陽花を楽しむには最適な時間帯ですので、少ない人の中で撮影を楽しむにはこの時間帯をおすすめします。

4.明月院の見どころ

明月院の主な魅力は、やはり「紫陽花」として知られる明月院ブルーです。しかし、紫陽花以外にも明月院には多くの見どころがあります。ここでは、いくつかのおすすめスポットを紹介いたします。

明月院を訪れる際には、この記事を参考にして、存分にその魅力を楽しんでください。

〇悟りの窓

明月院の本堂には「悟りの窓」と称される円形の窓があります。この窓は非常に大きく、床に近い位置に設置されているため、見る者はまるでその景色に引き込まれるような感覚を覚えます。仏教の教えによれば、「心が穏やかな時には円として映り、心が乱れている時には三角や四角に見える」とされており、まさに悟りの窓と呼ぶにふさわしい存在です。

悟りの窓からの眺めは、四季ごとに異なる美しい表情を見せてくれます。特に紫陽花や紅葉の季節には、多くの観光客が訪れ、長い行列ができるほどの人気スポットとなっています。混雑を避けて丸窓の写真を撮影したい場合は、オフシーズンの訪問をおすすめします。

〇明月院やぐら

明月院に位置するやぐらは「明月院やぐら」として知られ、鎌倉で最大のやぐらであり、間口約7m、奥行き6m、高さ3mの大きさを誇ります。

内部は立ち入りが禁止されていますが、外からその姿を楽しむことができます。

やぐらの内部には「宝篋印塔」があり、上杉憲方の墓とされている場所です。壁面には釈迦如来や多宝如来と思われる像が浮き彫りされており、その周囲には十六羅漢の彫刻も見られるため、「羅漢洞」とも呼ばれています。

このように壁面に彫刻が施されたやぐらは非常に珍しいため、ぜひ訪れてみてください。

〇明月院ゆかりの「うざぎ」

明「月」院の「月」という字に由来し、連想される月うさぎから「うさぎ寺」とも呼ばれています。

拝観口前の小さな橋には“ウサギとカメ”のオブジェがあり、訪れる人を迎えてくれます。後ろ姿が覗いている様子はとても愛らしいので、ぜひ探してみてください。

境内に進むと「ウサギの宇宙ステーション」と名付けられた大きなうさぎ小屋と休憩スペースがあり、実際のうさぎを見ることができます。暑い日には屋内に避難させることもあるため、うさぎを観察するなら涼しい午前中が特におすすめです。

紫陽花を見に行くついでに、境内にいるたくさんのウサギと触れ合うことができ、心温まるひとときを過ごせます。

〇花想い地蔵

開山堂の前に設置されている「花想い地蔵」は、常に季節の花を抱いています。

紫陽花の季節になると、その手に持つ花もアジサイに変わり、悟りの窓とともにインスタグラムでもよく紹介されます。ピアスやネックレスなどの装飾品を身に着けており、季節ごとにその色合いも変わる、とてもスタイリッシュなお地蔵さんです。

美しい花を抱えるお地蔵さんを見れば、自然と心が穏やかになるように感じられます。

「花想い地蔵」と書かれた立て札には、

“人は誰しも儚い思い出の中で生きています。

大切な人との別れや愛おしい物との別れの際に、

ふと目に留まった花が、どれほど心を癒してくれたことでしょうか。”

―いつくしみ深き花地蔵―

と書かれており、それはまるで儚い花の一番美しいときを守っているようにも感じます。

5, 「紫陽花×浴衣」でインスタ映えに

紫陽花は他の花々とは異なり、雨の夕方でもその美しさが際立つ魅力的な花です。

この季節は気候も快適で、浴衣を着るのに最適な時期ですので、“浴衣と紫陽花”の素敵な写真を撮ることを強くおすすめします。

明月院は鎌倉駅の隣に位置し、鎌倉着物レンタル和楽からのアクセスも非常に良好です。ぜひ、鎌倉着物レンタル和楽で着物や浴衣をレンタルし、訪れてみてはいかがでしょうか?

浴衣や着物を着ての撮影は、インスタグラムでの映え間違いなしです♪

6.隠れたインスタ映えスポット

明月院には既存の名所以外にも、SNSで映える隠れた撮影ポイントがたくさん存在します。

竹林の小径

→ 背の高い竹がまるで緑のトンネルを作り出し、和服姿で撮影すると一層風情を感じられます。

苔庭

→ 本堂近くに広がる苔の庭は、雨上がりにはとくにみずみずしい緑が映え、幻想的な雰囲気に。落ち着いた写真を撮りたい方におすすめです。

7.四季折々の明月院の魅力

明月院は「あじさい寺」としての知名度が高い一方で、実は年間を通じて違った自然の美しさを楽しめるお寺でもあります。

春:梅や桜の優しい花色

→ 参道にひらひらと舞い散る花びらが風情を感じさせます。

夏:青もみじと初夏の爽やかさ

→ 梅雨シーズンを過ぎても豊かな緑が残り、森林浴のような気分を味わえます。

秋:燃え立つような紅葉

→ 悟りの窓から眺める真っ赤や黄色の紅葉は、思わず息をのむ美しさ。

冬:椿・山茶花と静寂の境内

→ ひっそりと咲く花々が寒さの中に彩りを添え、写真映えする光景が広がります。

四季それぞれに楽しみがあり、一年を通じて明月院が“花のお寺”と呼ばれるのも納得。夏の緑や秋の紅葉が注目されがちですが、冬の厳かな雰囲気に咲く花の可憐な姿も見逃せません。

8.明月院周辺の観光スポット

明月院を訪れる際には、周辺の観光スポットもあわせて巡ると、より充実した一日が過ごせます。歴史探訪やグルメ、散策を楽しみながら、北鎌倉の奥深い魅力を体感してみてください。

円覚寺

鎌倉五山の一つに数えられる由緒ある禅寺。
歴史的建築物や庭園が美しく、秋の紅葉シーズンには特に多くの観光客が訪れます。明月院から徒歩圏内にあるので、両方を一度に巡るのがおすすめです。

北鎌倉のカフェ巡り

北鎌倉駅周辺には、古民家を改装したおしゃれなカフェが点在。抹茶スイーツや和風パフェなど、インスタ映えメニューが豊富で、観光の合間に立ち寄るのにぴったり。静かな雰囲気の中で、季節限定の和菓子やドリンクを楽しむのも良いでしょう。

建長寺

日本最古の禅寺として知られ、広大な敷地と荘厳な雰囲気が魅力。境内には展望台もあり、そこからは鎌倉の街並みを一望できます。明月院・円覚寺と合わせて巡ると、北鎌倉エリアの歴史や文化をより深く感じられます。

北鎌倉エリアを散策する際のポイント

  • 歩いて回れる距離感なので、歩きやすい靴や軽装で出かけるのがおすすめ。
  • カフェやレストランは混雑する場合があるため、予約や時間帯に余裕を持つとスムーズ。
  • 各寺院の拝観時間や拝観料などを事前に調べておくと安心です。

9,鎌倉着物レンタル和楽のおすすめプラン

和楽では、紫陽花鑑賞にぴったりのプランを豊富に取り揃えています。

どのプランをお選びいただいても、全ての着物や浴衣を追加料金なしで自由にお選びいただけます。

人気のレース着物やアンティーク着物もご利用可能です。

着物や浴衣のレンタルをお考えなら、和楽が最適です!

浴衣フルセットプラン

浴衣を着るかわいい女性

一番スタンダードなヘアセット込みのプラン。

女性が1名~2名であじさいの撮影をするなら、浴衣フルセットプランがおすすめです。

あじさいスポットでのイベントや撮影などでも、よくご利用いただいてます。

料金:3,850円(税込)

お花柄や淡い色など様々な浴衣の種類をご用意しています。

どんな浴衣も追加料金なしで選び放題なので安心して浴衣レンタルを楽しむことが出来ます。

グループへアセット込みプラン

卒業式旅行で浴衣を着る女性

浴衣レンタルをしてあじさいを3名様以上で見に行くなら、グループへアセット込みプランがおすすめ!男女比関係なく、3名様以上であればどなたでも適用となります。

料金:3,278円/人

人数が多くても少なくても割引のない着物レンタル店は多くありますが、3名様以上なら通常プランよりも500円以上お安く利用できる和楽が絶対におすすめです♪

ご友人やご家族、女子会などであじさいを見に行くのはいかがでしょうか?

まとめ

北鎌倉駅に位置する「明月院」についてご紹介いたしました。

明月院のあじさいは非常に美しく、毎年多くの観光客が国内外から訪れます。特に6月には、浴衣をレンタルして紫陽花を楽しむ方が多く見られます。浴衣を着てあじさいを撮影すれば、インスタグラムにぴったりの写真が撮れることでしょう。ぜひ浴衣を着て、紫陽花鑑賞をお楽しみください。皆様のご来訪を心よりお待ち申し上げております。

鎌倉着物レンタル和楽の店舗情報

住所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-8-10ね小町ANNEX2 3階

アクセス:JR横須賀線・湘南新宿ライン・江の島電鉄「鎌倉駅」徒歩5分

営業時間:9:30~18:00 (最終着付け受付時間16:00、最終返却時間17:30)

鎌倉着物レンタル和楽のHPページ

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記事の著者 鎌倉着物レンタル和楽 (運営会社:株式会社和楽)

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