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2024.06.19

着付け

着物を着用しているときのトイレはどう入る?ポイントや注意点を解説

大切な人と思い出を作るために、着物レンタルをして観光を楽しみたい!と考えている方も多いのではないでしょうか?

ただ、普段着と違って慣れていない着物着用時に頭を悩ませてしまう点が、トイレへの行き方です。

今回は、着物レンタルをこれから検討している人に向けて、着物着用時のトイレの行き方について、ポイントや注意点も踏まえながら解説していきます。

着物着用時のトイレの不安を、この記事を読んで払拭しましょう!

着物を着たままトイレに入る基本の手順

着物を着たままトイレに行くにはどのようにすればよいでしょうか?

トイレに行く際、特に着崩れに注意しなければなりません。

ここでは、基本的な手順についてご紹介します。

着物の裾を持ち上げる

はじめに、裾を持ち上げます。

左手で着物の前側を、右手で後ろ側を持つとバランスが取りやすくなります。

裾を腰の高さまで持ち上げ、固定します。

この時、裾をしっかりと持ち、地面につかないように注意しましょう。

持ち上げた裾を腰に巻きつけるようにすると安定します。

帯の位置を調整する

トイレに入る際、帯が邪魔にならないように位置を調整することが重要です。まず、帯の前部分を少し持ち上げて、腰周りに余裕を作ります。この時、帯を緩めないように注意します。

帯を持ち上げたことで、トイレ中の動作がスムーズになり、着物が着崩れるのを防げます。

トイレの際の裾のまとめ方

トイレに座る際、持ち上げた裾を膝の上にまとめることが重要です。

まず、便座に座る前に裾をしっかりと膝の上に乗せます。便座に座った後、裾が地面に触れないように注意しながら、膝の上で裾を整えます。このとき、裾が落ちないように手で軽く押さえておくと安心です。

裾をうまくまとめることで、着物が汚れるのを防ぎ、トイレ後の着崩れも最小限に抑えられます。

トイレ後の着物の整え方

トイレを済ませた後、まず立ち上がり、持ち上げた裾を丁寧に下ろします。

次に、前後のバランスを確認しながら裾を整えます。裾が均等に下りていることを確認し、シワや歪みがないかチェックしましょう。その後、帯の位置を再確認し、必要に応じて軽く調整します。

最後に、着崩れがないか、全体のシルエットを確認しましょう。

これで、トイレ後も美しい着物姿を保つことができます。

着物でトイレに入る前の確認しておきたいポイント

着物を着たままトイレに入る際には、事前にいくつかのポイントを確認しておくことが大切です。

まず、着物の裾や袖の長さを確認しましょう。裾が長い場合、トイレに入る前にきちんと持ち上げておくことが必要です。袖も長い場合は、汚れないように帯や帯揚げで仮留めしておくと良いでしょう。

次に、帯の結び方を確認します。帯が緩んでいると、トイレ中に崩れやすくなりますので、しっかりと結ばれているかを確認しましょう。また、帯揚げや帯締めがしっかりと固定されているかも重要です。

トイレの種類にも注意が必要です。和式トイレの場合、しゃがむ動作が必要となるため、裾が地面につかないように特に注意が必要です。

洋式トイレであっても、便座が清潔かどうかを確認し、必要ならばトイレットペーパーやカバーを使用して直接便座に触れないようにしましょう。

着物を着たままの動作に慣れておくことも大切です。普段から着物を着る機会が少ない場合、事前に何度か練習しておくとスムーズに動けるようになります。

練習の際には、実際に裾を持ち上げる動作や帯の位置を調整する方法を試してみてください。

最後に、必ず手を清潔にしておくことも忘れないようにしましょう。

着物は繊細な素材でできていることが多いため、手が汚れていると着物に汚れが付着してしまうことがあります。

これらをチェックすることで、着物を着たままでも快適にトイレを利用することができます。

トイレ後にチェックしておきたいポイント

トイレ後は、細かく着物の状態をチェックすることが大切です。

まず、裾を下ろした後に前後のバランスを確認しましょう。裾が均等に下りているか、シワや歪みがないかをチェックします。

次に、帯の位置を確認し、必要に応じて軽く整えます。帯が緩んでいたり、歪んでいたりする場合は、直ちに修正します。

また、襟元の乱れも確認ポイントです。襟が崩れていないか、首回りがきちんと整っているかを確認しましょう。特に、襟が浮いてしまっている場合は、手で軽く押さえながら直します。

さらに、小物類のチェックも重要です。帯揚げや帯締めがしっかりと結ばれているか、髪飾りやアクセサリーがずれていないかも確認します。これらの小物が整っていることで、全体の印象が一層美しくなります。

最後に、鏡を使って全身のシルエットを確認し、全体のバランスが取れているかを最終チェックします。これらのポイントを確認することで、トイレ後も美しい着物姿を保つことができます。

まとめ

ここまで、着物を着てトイレに行く際のポイントや注意点などについて解説しました。

はじめて着物を着てトイレに行く際不安はつきものです。

ただ、しっかりと事前に準備や対策をしていくことで、トイレ後も美しい状態を保つことが可能です。

着物レンタルなどでこれから着物を着る機会がある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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