着物で運転ってできるの?危険性や注意点を紹介します
京都観光には車もおすすめ。さまざまな観光地が近くに密集する京都市内はもちろん、伏見稲荷や比叡山などに足を伸ばしたいときには、車がとっても便利です。京都でレンタカーを借りたり、自家用車で運転しつつ観光するスケジュールを立てている人も多いのではないでしょうか。
しかし、着物レンタルやなどを活用して着物姿での観光を考えている方の中には、「着物で車の運転をして大丈夫?捕まらない?」「なんだか危険そう」と思う方も多いかもしれません。
実際に着物で車の運転をすることは可能でしょうか。この記事では、着物で車の運転をしたい場合の危険性や注意点、法律違反にならずに着物で車を運転するためのポイントなどを詳しく紹介していきます。ぜひ最後までご覧になって、着物で楽しく京都観光をしてみてくださいね。
目次
京都では着物で運転ができる!注意点も解説
まず、前提として京都府では着物で運転すること自体は法律に違反していません。しかし、いくつか注意すべきポイントや、場合によっては検挙されてしまうケースもあるため、1つ1つ確認していきましょう。
着物の袖がハンドルに引っかかる!?袖はたすき掛けがおすすめ
着物の袖や裾がハンドルやシフトレバーなどに引っかかると、事故の原因となったり「安全な運転ができない」とみなされて検挙される恐れがあります。着物は普段着用する洋服と異なり袖が長く垂れるので、車運転席の肘掛けやシフトレバーなど、凹凸のあるさまざまな箇所に引っかかりやすくなっています。
事故に遭ってしまったり、法律違反で検挙されてしまったらせっかくの京都観光が台無しです。そんな事態を避けるためにも、運転時には着物をたすき掛けにして腕が露出するようにすると安全です。たすき掛けとは、腰紐を交差させて着物に掛けること。長い袖がコンパクトにまとまるので、家事などをするときにもおすすめの方法です。慣れると10秒程度でできるようになるので、たすき掛けをマスターして車の運転に備えましょう。外したいときには蝶々結びをほどくだけなので簡単です。
たすき掛けにはいくつか方法があり、着用時に使用する紐もさまざまです。車の運転をする予定があるときには、着付け師など詳しい人に、予めたすき掛けの方法を聞いて練習しておくのがおすすめです。着物レンタルをする場合には、プロの着付け師が在籍する着物レンタル和楽を利用するとたすき掛けについて事前に聞いておけます。
草履で運転はNG!安全運転のためにも運転中は履き替えて
そして、草履での運転はNG。足元に関しては忘れがちなポイントであるため、注意が必要です。草履ではスニーカーや普段履く靴よりも力を入れづらく、ブレーキやアクセルが踏みにくくなってしまうことも。また、草履にはかかとが無いので、力を入れた際に脱げてしまうこともあります。結果的に危険運転に繋がってしまう恐れがあるので、必ず草履はスニーカーなど履き慣れている靴に履き替えて運転しましょう。
観光地に着いたらさっと履き替えれば、写真写りもばっちり。着物レンタルを活用する場合などには、草履を入れておける靴袋などをご自身で用意しておくのがおすすめです。
着付けは動きやすくゆるめがおすすめ
着付けの際に、帯をしっかりと締めてしまうと、腰の周りが窮屈になり運転がしにくくなります。座席に座るときに腰を曲げる動作が難しかったり、運転時の動作が妨げられてしまうことも。崩れない程度に動きやすい着付けをするのがおすすめ。また、座席に座るときには浅く腰掛けて、シートを倒し気味にすると帯が崩れにくく運転もしやすいです。プロの着付け師が在籍する着物レンタル和楽では、動きやすく着崩れしにくい着付けが可能なので、ぜひ活用してみてくださいね。
京都はOK。でも県によっては道路交通法違反になる恐れも
京都府では着物での運転は法律違反となりませんが、都道府県によっては服装が検挙の対象となることも。青森、秋田、茨城、群馬、静岡、愛知、福井などの15県では、運転者の服装についての規定が設けられています。
上記に挙げた県で着物を着用して運転する場合にも、ズボンやモンペなどを履いて、たすき掛けをしていれば該当せず、運転に問題ありません。
駐車場はある?事前に探しておくのがおすすめ
京都では桜や紅葉の季節や繁忙期になると、観光に訪れる人の数も多く、駐車場の争奪戦となることも多々あります。市街地や観光地近くでは、駐車場難民になってしまうことも。事前にどのあたりに駐車場が密集しているか確認しておくことをおすすめします。
また、意外とかかってしまうのが駐車場料金。京都では他の地方に比べて比較的駐車料金が高く、神社やお寺の駐車場であっても拝観料とは別に駐車料金がかかることも多いです。
事前に小銭や現金を多めに準備しておくと、出庫の際に慌てなくてすみます。
駐車料金の相場
着物レンタル店が密集する八坂神社周辺では、駐車場を1日利用しておよそ1,800円から2,400円程度。
着物レンタル和楽の祇園店を利用すると、八坂神社などの主要観光地まで徒歩圏内です。駐車場に車を停めて着付け後そのまま徒歩で観光地へと向かえるので、着物で運転をする必要がなく安全で便利ですよ。
同じく着物レンタル店が多い清水寺周辺では、駐車場を1日利用しておよそ2000円から4000円程度。観光地として有名な清水寺エリアは、祇園エリアよりも少し割高となる印象です。また、駐車場の数もやや少なめなので、早い時間に向かってなるべく早めに確保しておくのがおすすめ。
着物レンタル和楽の清水店は、清水寺や産寧坂などの人気スポットが徒歩圏内です。清水寺周辺を散策したいならぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
運転するなら着物レンタル和楽がおすすめ
着物レンタル和楽は祇園店と清水店の2店舗を京都市内に構える着物レンタル専門店です。京都市の主要な観光地が徒歩圏内なので、車で訪れた場合にも車を停めて徒歩で観光できるので安全。もし運転をする場合にも、プロの着付け師が動きやすく崩れにくい着付けをすることが可能です。
また、人気のレース着物やアンティーク着物も選び放題。サービスの質が良いのに京都市内最安値というコスパの良さも魅力です。さらに、全てのプランに7種類から選べるかわいいヘアセット付き。京都ではヘアセット料金が含まれない価格表示のレンタル店も多いのですが、和楽は全てのプランがヘアセット込みなので安心してご利用できます。
和楽のおすすめプラン
ここからは和楽の人気プランをご紹介。リーズナブルに着物レンタルが楽しめるプランが数多く揃います。
学生におすすめなのは「学割ヘアセット込みプラン」。一人3,500円(税込3,850円)で利用できます。学生証の提示があれば、小学生や中学生も利用可能。
カップルでレンタルするなら「カップルヘアセット込みプラン」がおすすめ。男女1組、2名分の値段で7,500円(税込8,250円)です。メンズ用の着物や大きめサイズも豊富なので、デートにもぴったり。
3名以上で利レンタルするなら「グループヘアセット込みプラン」がおすすめです。1人3,500円(税込3,850円)で利用できるお得なプランなので、サークルやグループ旅行、ご友人との卒業旅行などにも。
まとめ
着物で運転する場合の注意点や駐車場、おすすめの着物レンタルプランなどについて紹介しました。
着物で運転するときには、注意したいポイントや気をつけなければいけない重要事項がいくつかあります。重要ポイントを押さえて、楽しく安全な旅行にしたいですよね。
ぜひ、着物レンタルを活用して、楽しい京都旅行のひとときを過ごしてみてくださいね。
京都着物レンタル和楽の店舗情報
祇園店 住所:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側238-2 アクセス:京阪本線「祇園四条駅」徒歩1分・阪急京都線「京都河原町駅」から徒歩4分 営業時間:9:30~18:00 (最終着付け受付時間16:00、最終返却時間17:30) 清水寺店 住所:〒605-0862 京都府京都市東山区清水4丁目156-19 アクセス:京都市バス「清水道」徒歩3分・京都市バス「五条坂」徒歩5分 営業時間:9:30~18:00 (最終着付け受付時間16:00、最終返却時間17:30) |
記事の著者 京都着物レンタル和楽 (運営会社:株式会社和楽)